札幌 西区 ピロリ菌 除菌 専門外来サイト | かなや内科クリニックでは、ピロリ菌の除菌による胃がんの予防に力を入れています。

札幌ピロリ菌除菌専門サイト

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子どものピロリ菌について

ピロリ菌の除菌で、日本から胃がんを無くしたい

皆さん、当クリニックのピロリ菌除菌専門サイトにアクセスして頂き 有難うございます。本サイトの目的は、一般の皆さんに少しでもヘリ コバクター・ピロリ(以下ピロリ菌)について知って頂き、“一人 でも多くのピロリ菌感染者がピロリ菌を除菌して胃がんを予防し、 将来日本から胃がんを撲滅する”ことにつきます。
本サイトは2016年にUPして、6年が経過しました。お陰様で多くの 方にアクセスをして頂き当クリニックにも除菌目的で多くの方が受診 してくれました。開業以来6年で当クリニックでピロリ菌感染胃炎が診断された患者様は450人となり、他の医療機関で除菌に失敗された患者様等の3次除菌も含めて、450人全員の除菌に成功し、除菌成功率は100%となりました。この中には他の医療機関で除菌に失敗された患者様の3次除菌や、除菌薬アレルギーの患者様も含まれています。開業前の八雲総合病院での2年間で除菌を行った患者様の数は400人でしたので、直近の8年間で約850人の患者様の除菌をさせて頂きました。

胃がんは“ピロリ菌”の除菌で防げます

思い立った今こそ、ピロリ菌を除菌して、生涯にわたる胃がんの予防を!

胃がんは現在も日本人に最も身近ながんで、その胃がんの99%がピロリ 菌が原因であることがわかっています。現在ピロリ菌に感染している人 は日本人の約35%で、3人に1人がピロリ菌に感染していることになり ます。ピロリ菌感染者の胃がんになるリスクは、ピロリ菌に感染してい ない人に比べて20倍以上と言われています。 ピロリ菌感染の診断は、あえて言いますが、とても簡単で、またその ピロリ菌の治療=除菌も驚くほど簡単です(詳細は本文を読んで下さ い)。もちろん、保険診療の問題や、除菌薬による副作用、除菌後も胃がんのリスクが完全にはなくならない等、そんなに簡単ではない、誤解を招くと言われる方もいると思いますが、私は日本人に一番身近な“胃がんの原因を取り除く”“将来胃がんになるリスクを確実に減らす”という“大義”の前では、驚くほど簡単だとあえて言わせてもらいます。言いかえると、自分の家族だったら、自分だったらもしピロリ菌がいたら、絶対に除菌します。

このサイトを通じて知ってもらいたい7つのこと
胃がんは日本人の最もかかりやすいがんで(2018年に大腸に次いで2番目となりましたが)、現在も毎年約4万6000人が死亡している
日本人の胃がんの原因は99%がピロリ菌
ピロリ菌感染は、内視鏡検査で胃炎の診断を受ければ、簡易な検査で診断可能
ピロリ菌は胃薬と抗菌剤で最終的に99%以上除菌できる
20代までに除菌すると胃がんの発症をほとんど抑えることができ、成人以降でも高い胃がん抑制効果がある
除菌後も胃がんのリスクはあるので定期的な内視鏡の検査は必要

そもそもピロリ菌って何者?

ピロリ菌除菌の意義

ピロリ菌とは、正式名称はヘリコバクターピロリといって、人の胃に生息する細菌です。
日本人の胃がんの原因は約99%がこのピロリ菌が原因とされています。
つまり、胃がんになった日本人100人中99人にピロリ菌がいるということです。
ピロリ菌は現在でも日本人の3500万人(約30%)が感染していると言われ、感染は主に5歳以下の幼少期まで に起こり、中学生以上では新たな感染は殆どないと言われています。

これは、5歳以下の幼少期は胃液がまだ十分に分泌されておらず、免疫力も弱いため、その時期にピロリ菌が親や祖父母から離乳食などの口移し等により経口感染すると、胃酸がないためそのまま胃粘膜下に潜り込み、除菌しない限り一生涯にわたり住み続けるからです。逆に中学生以上では胃酸分泌も十分となり、仮にピロリ菌が口から侵入しても胃酸で死滅し住みつけないのです。したがって、中学生以上で1度除菌すると、将来ピロリ菌に再感染するリスクは殆どないということです。

日本人の最新がん統計(国立がん研究センター)

胃がんは、2015年に大腸・肺に抜かれるまでは、1970年代から2014年 まで、実に40年以上にわたり日本人に1番多いがんでした。
2018年度最新の胃がんの罹患数では、男性では87800人で第1位、女性は4万900人で3位で、男女合わせると12万8700人となり、第2位と なっています。
また、部位別死亡数では2018年の最新データでは、男性は3万人で2位、女性では1万5800人で4位で、男女合計では3位となり、毎年4万5900人が亡 くなっています。ここ数年で大腸がんにその罹患数が抜かれましたが、胃がんでの死亡者数は毎年約5万で、1970年代から実に40年間ほとんど変わっていませんでした。しかし近年胃がんの原因がピロリ菌感染によることがわかり、毎年150万人の人が除菌を受けるようになり、胃がんでの死亡数は約46000人にまで減少しました。しかし、現在も胃がんは日本人とってもっとも身近ながんであることに変わりはありません。
そして、日本人の胃がんの約99%はピロリ菌が原因なのです。
ですから、ピロリ菌感染者全員を除菌できれば、将来胃がんの99%をなくすることが可能なのです。このサイトの意味はそこにあるのです。

ピロリ菌専門サイト 参考文献

(1)
日本ヘリコバクター学会ガイドライン
2016改訂版

(4)
これでわかるピロリ菌除菌療法と保険適用
ガイドラインに基づく活用法
高橋 信一
南江堂

(7)
H pylori 除菌後発見胃癌の内視鏡診断
八木 一芳 味岡洋一
医学書院

(2)
胃がんは「ピロリ菌除菌」でなくせる
浅香正博.秋野公造
潮出版社

(5)
胃炎の京都分類
春間 賢 加藤 元嗣 他
日本メディカルセンター

(8)
H pylori除菌による胃がん予防戦略
浅香正博
メディカルビュー社

(3)
ピロリ菌除菌治療 パーフェクトガイド
榊 信廣
日本医事新報社

(6)
血清ABC検診で、内視鏡で、X線で胃炎をどうする?
-検診から対策まで-
三木 一正
日本医事新報社

(9)
日本ヘリコバクター学会誌
2016年1月15日 vol.17 No.2

(10)
ピロリ菌除菌療法ハンドブック
杉山敏郎・高橋信一著

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